パナソニックのどこでもドアホン「VL-SWE210KL(2021年発売)」と「VL-SWE210KLA(2023年発売)」の違いをご紹介します。
VL-SWE210KLとVL-SWE210KLAの主な違いは4つだけです。
- VL-SWE210KLAは電源直結式ではなく、電源コード式です。
- VL-SWE210KLAは工事が不要な「電源コード式」で、自分で設置できます。
- VL-SWE210KLは電源直結式で、設置には専門の工事が必要です。
- VL-SWE210KLAはK(コード式)とL(カラーモニター付)を組み合わせた型番です。
基本的なモニターの性能や玄関子機のカメラ性能、録画機能などは同じですが、VL-SWE210KLAの方が工事不要で手軽に取り付けられるという大きなメリットがあります。
電源直結式にこだわらないなら、VL-SWE210KLAの方が導入しやすく便利です。
どのように違うのかを詳しくご紹介しますね。


VL-SWE210KLとVL-SWE210KLAの違いを比較
VL-SWE210KLとVL-SWE210KLAの違いを、わかりやすく比較表でご紹介します。
VL-SWE210KLとVL-SWE210KLAの違いを比較してみたら、主な違いは3つだけでした。
それがこちらです。
- 電源方式が異なる
- 工事の有無が違う
- 型番の意味が異なる
比較表にするとこんな感じです。
機能項目 | VL-SWE210KL | VL-SWE210KLA |
---|---|---|
電源方式 | 電源直結式(要工事) | 電源コード式(工事不要) |
工事の必要性 | 必要 | 不要 |
主な構成 | モニター+玄関子機+電源コード無 | モニター+玄関子機+電源コード付き |
発売年 | 2021年 | 2023年 |
本体カラー | ホワイト系 | ホワイト系 |
機能面(録画・応答など) | 同等機能 | 同等機能 |
価格帯 | やや安め | やや高め |
電源方式が違います
VL-SWE210KLは電源を壁から直接取る「電源直結式」です。そのため、設置には電気工事士による配線工事が必要です。一方、VL-SWE210KLAは「電源コード式」なので、一般のご家庭でもコンセントさえあれば、特別な工事なしにすぐに取り付けて使うことができます。口コミでも「女性一人でも設置できた」「工事代がかからなかった」との声があり、DIYで取り付けたい方に好評です。
工事不要で取り付けやすいのはVL-SWE210KLA
VL-SWE210KLAは配線工事が不要なため、時間やコストを抑えたい方にぴったりです。モニターと玄関子機の接続も簡単で、届いたその日に使い始めることも可能です。子育て中や忙しい家庭では、手軽さがとても大きなポイントとなっています。
型番の意味に違いがあります
VL-SWE210KLの「KL」は、電源直結式の標準タイプ。対してVL-SWE210KLAの「KLA」は、「K=どこでもドアホンシリーズ」「L=モニターあり」「A=コード式」の意味が込められており、実は型番自体で配線方式の違いを表しています。型番で選ぶときの参考になりますね。
VL-SWE210KLとVL-SWE210KLAの共通点は?
VL-SWE210KLとVL-SWE210KLAの共通している良い所をご紹介します。VL-SWE210KLAは、VL-SWE210KLの基本性能をそのまま引き継いでいて、どちらも家庭用ドアホンとして十分な機能を備えています。共通の良い点は、どちらも録画対応のカラーモニター親機を採用していることです。
- 留守中も安心の録画機能付き
- 呼び出し応答もカラー映像で分かりやすい
- ワイヤレス子機の追加も可能
- 夜間対応のLEDライト搭載で夜でも安心
留守中も安心の録画機能付き
どちらのモデルにも録画機能がついているので、不在時に訪問者が来ても後で映像を確認できます。防犯意識が高まっている今、この機能は必須とも言える便利さです。録画された映像は自動で保存され、帰宅後すぐにチェック可能。小さなお子さんがいる家庭や共働き世帯でも、安心感がぐっと高まります。
呼び出し応答もカラー映像で分かりやすい
白黒ではなくカラーモニターで来訪者の顔がはっきり見えるのも共通の魅力です。画質も良好で、日中も夜間も人物の判別がしやすいと好評。宅配便や訪問営業などもドアを開ける前に確認できて安心です。
ワイヤレス子機の追加も可能
別売りでワイヤレスモニター子機を追加できるため、家のどこにいても応答できる環境が整います。2階にいても応答可能なので、家事の合間にも便利に使えます。
夜間対応のLEDライト搭載で夜でも安心
玄関子機にはLEDライトが内蔵されており、暗い時間帯でもしっかりと来訪者の姿を映し出します。センサーで自動点灯するため、防犯効果も期待できます。
このように、VL-SWE210KLとVL-SWE210KLAは基本機能が充実していて、どちらを選んでも満足度の高いテレビドアホンです。
VL-SWE210KLAはこんな人におすすめ

VL-SWE210KLA(2023年発売)の新型がおすすめな人は
- 強い工事不要派の方(これがこの商品の1番のウリなので強調)
- 簡単に取り付けたい方
- 賃貸住宅や工事ができない環境に住んでいる方
- 引越し予定があり、取り外して再設置したい方
- 費用をなるべく抑えたいが、機能はしっかり欲しい方
- 工具不要で女性一人でも取り付けたい方
このように、VL-SWE210KLAは多機能で便利なテレビドアホンを求める方に最適な選択肢です。工事不要なので時間も手間もかからず、届いたその日から使える点が非常に魅力的です。特に設置ハードルの低さは、初めてドアホンを導入する方にもぴったりです。忙しい日々の中でも安心と便利さを手に入れられます。
VL-SWE210KLをおすすめする人

VL-SWE210KL(2021年発売)の旧型がおすすめな人は
- 工事ができる環境に住んでいる方
- 電源コードが見えるのが気になる方
- 安定した電源供給を希望する方
- 配線がしっかりした設置を望む方
- 電源直結式の方が信頼性が高いと感じる方
- 価格を少しでも抑えたい方
このように、VL-SWE210KLは設置に工事が必要ですが、そのぶん見た目もすっきりし、コードが露出しない点でインテリアにこだわる方におすすめです。安定した電源供給ができるので、長時間使う予定のご家庭にも安心して使えます。価格も比較的抑えられているため、コストを気にされる方にもぴったりです。
VL-SWE210KLとVL-SWE210KLAの違いを比較まとめ
「VL-SWE210KL」と「VL-SWE210KLA」の違いを比較しました。
2つの商品の違いは
- 電源方式が異なる(直結式 or コード式)
- 工事の必要有無が異なる
- 型番の意味に違いがある
この違いのみで、映像の画質や録画機能、カラーモニターの性能はどちらも同じです。
しっかり配線したい方や、見た目をすっきりさせたい方にはVL-SWE210KLがおすすめです。
工事不要で簡単に設置したいなら、VL-SWE210KLAの方が圧倒的に便利です。
カラーや機能の違いはほとんどないので、選ぶポイントは「取り付け方法」と「設置環境」です。
ご家庭の状況に合わせて、ぴったりのモデルを選んでくださいね。
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