「網戸をしてるのにゴキブリが出た!」「まどをあけてただけなのに…」そんなこわい思いをした人も少なくないはず。
この記事では、「網戸からゴキブリは入ってくるの?」「夜まどをあけてもだいじょうぶ?」「どんな部屋がゴキブリが出やすいの?」といったよくある疑問にこたえながら、今すぐできる対策をくわしくごしょうかいします!
安心して夏の夜をすごすために、ぜひさいごまで読んでみてください。
ゴキブリは網戸から入ってくる?夜の窓開けに潜むリスクとは

網戸は本当に安全?ゴキブリが入る隙間の正体
「網戸があるから安心」と思っていませんか?実はその油断こそがゴキブリの侵入を許してしまう原因になることがあります。網戸は虫の侵入を防ぐ便利なアイテムですが、正しく使われていなかったり、網目が粗かったり、フレームと窓の間に隙間ができていたりすると、簡単にゴキブリが入り込んでしまいます。
特に注意したいのは、網戸と窓がピッタリ閉まっていない場合。サッシの構造によっては、わずか3mm程度のすき間でもゴキブリは体をくねらせて侵入できます。網戸を閉めていても「完全密閉」されていない場合が多く、夜風に当たりながら眠っている間に侵入されるというケースがあるのです。
また、網戸の経年劣化にも注意が必要です。破れやたわみがあると、その部分から侵入されやすくなります。小さなほころびでも油断せず、定期的なチェックとメンテナンスが大切です。
「網戸=安全」とは限らないことを理解し、しっかりと網戸の状態を確認して対策をとることが、ゴキブリを室内に入れないための第一歩です。
小さな隙間から侵入するゴキブリの習性
ゴキブリは非常に柔軟な体を持ち、1.5mm~3mmの隙間でもすり抜けることができます。これは彼らの生存能力の高さを示す一例であり、家のあらゆる「ちょっとしたすき間」が彼らにとっては大きな入口になってしまうのです。
網戸をしている窓であっても、完全に密閉されていなければ、サッシのレール部分やゴムパッキンの劣化した部分、窓を少しだけ開けて固定している隙間などから、ゴキブリがスルッと侵入することがあります。
また、ゴキブリは夜行性であり、夜になると活発に動き始めます。涼しい夜風を感じながら眠るこの時期、窓を開けて寝る家庭も多いですが、そのタイミングこそがゴキブリにとっては「侵入のチャンス」となるのです。
そのため、窓を開ける際は「少しの隙間も作らない」ことが重要です。特に夜間は外からの侵入が増えるため、網戸の設置状況をしっかりと確認するようにしましょう。
網戸越しの明かりに引き寄せられる昆虫とその先にいるゴキブリ
夏の夜、室内の明かりに引き寄せられて集まってくるのは、ゴキブリだけではありません。蛾や小さな羽虫、蚊などが光に引き寄せられ、網戸の周辺に集まります。そして、そういった小さな虫をエサとして狙っているのが、ゴキブリです。
ゴキブリは雑食性であり、他の虫を食べることもあります。つまり、光に集まった昆虫が多ければ多いほど、ゴキブリもその周辺に集まりやすくなるということです。
また、網戸に虫が付着していることで、ゴキブリがそこに「エサがある」と学習し、再び同じ場所に現れることもあります。これが「一度ゴキブリが出た場所には何度も出る」と言われる理由の一つです。
部屋の明かりはなるべく外に漏れないように、遮光カーテンやブラインドを使ってコントロールするのが効果的です。明るい部屋で窓を開けることが、知らないうちにゴキブリを引き寄せているかもしれない、という意識を持つことが大切です。
窓の構造によって変わるゴキブリ侵入率
窓の構造によって、ゴキブリの侵入しやすさは大きく変わります。たとえば、一般的な引き違い窓では、完全に閉めたつもりでも上下のレールやサイドにわずかな隙間ができやすく、ここからゴキブリが侵入することがあります。
一方で、内開きや外開きのタイプ、または気密性の高い二重サッシの窓などは、比較的虫の侵入を防ぎやすい構造となっています。とはいえ、それでも窓の開閉により一時的にできた隙間や、パッキンの劣化などには注意が必要です。
また、最近では窓の構造そのものを改良した「虫の侵入を防ぐ設計」のサッシも販売されています。古い家屋ではこういった最新設計にはなっていないため、網戸や窓枠周辺の状態チェックをこまめに行い、必要があれば補修や対策を施すことが求められます。
窓の形状や設計を理解して、よりゴキブリが入りにくい環境を整えることが大切です。
網戸の目の細かさによって防げるかどうかが決まる?
網戸にも種類があり、網の「目の細かさ(メッシュ数)」が異なります。一般的な網戸は18メッシュ(1インチあたり18本)ですが、より細かい24メッシュや30メッシュの網戸に交換することで、小さな虫やゴキブリの侵入を防ぎやすくなります。
特に体の小さいチャバネゴキブリなどは、通常の網戸の網目をすり抜けることもあります。さらに、風通しや視界の良さを優先して粗いメッシュを使っている場合は、ゴキブリだけでなく他の虫も入り放題になってしまう可能性があります。
最近では、防虫専用の高密度メッシュや、虫の嫌う加工が施された網戸(忌避成分が練りこまれているもの)も販売されており、そうした製品に張り替えるのも有効な手段です。
「ただの網戸」ではなく、「どんな網戸か?」に注目することで、ゴキブリの侵入を大きく減らすことができます。網戸選びも立派な害虫対策の一環なのです。
「網戸 ゴキブリ対策」で本当に効果がある方法5選

防虫あみに はりかえるだけで かわる防御力
今つかっている網戸(あみど)の目があらいと、小さい虫やゴキブリが入ってきてしまうことがあります。とくに「チャバネゴキブリ」という小さいタイプは、ふつうの網戸のすきまをすりぬけてしまうこともあるんです。
そんなときは、目のこまかい「防虫あみ(ぼうちゅうあみ)」に はりかえるのが いちばんの対策(たいさく)です。たとえば、ふつうの網戸は「18メッシュ」という大きさですが、「24メッシュ」や「30メッシュ」といった細かい目のものにかえることで、ゴキブリはもちろん、コバエや蚊(か)なども入りにくくなります。
また、さいきんでは「虫がきらう におい」が しみこんでいる網戸も売られていて、そういったアイテムを使うと、より高い効果(こうか)がえられます。
自分でこうかんするのがむずかしい人は、ホームセンターや しゅうり屋さんに たのむこともできます。ちょっとの手間(てま)で、ゴキブリをよせつけない つよい家にすることができるんです。
ゴキブリよけスプレーの 正しいつかい方
「ゴキブリよけスプレー」は、お店でかんたんに買える とても人気のアイテムです。でも、まちがった使い方をしている人も多く、「スプレーしてるのに ゴキブリが出てくる!」ということもあります。
まず大切なのは、「ゴキブリが よく出てくる場所」にスプレーすること。たとえば、台所の下、流しの下、ごみ箱のそば、冷蔵庫のうしろ、エアコンの下などがポイントです。
また、網戸や窓のサッシ、すきまテープのふちにもスプレーすることで、外からの侵入(しんにゅう)をふせぐことができます。ただし、スプレーの中には「人やペットに よくない成分(せいぶん)」がふくまれているものもあるので、つかう前に説明書(せつめいしょ)をしっかり読みましょう。
効果はだいたい1~2週間くらいなので、こまめにスプレーし直すことが大切です。正しく使えば、ゴキブリ対策として とても心づよい味方になりますよ。
すきまテープや パッキンの見直しで しんにゅうけいろを シャットアウト
ゴキブリは、わずか3ミリくらいの すきまでも入ってこられる すごい体のやわらかさをもっています。だから、網戸をしていても、サッシのすき間や、ドアの下のわずかなあきから入ってくることがあるんです。
そんな時に やくに立つのが、「すきまテープ」や「パッキン(ゴムのふち)」です。ホームセンターやネットショップで100円から買えるアイテムで、はがして ぺたっと はるだけで、しっかりと すき間をうめることができます。
とくに、古い家やアパートにすんでいる人は、こういったパーツがぼろぼろになっていることも多いので、一度 ぜんぶチェックしてみましょう。玄関(げんかん)ドアの下や、ベランダのドア、窓のサイドなど、見のがしていた場所にも すき間があるかもしれません。
この「物理てきなバリア(かべ)」をつくることで、ゴキブリの侵入をかなりふせぐことができますよ。
室内のあかり対策で 虫をよせつけない工夫
夜に部屋の電気をつけたまま、窓をあけていると、虫がどんどん よってきてしまいます。なぜなら、多くの虫は「光(ひかり)」にひかれて動く習性(しゅうせい)があるからです。
そして、虫がたくさん あつまると、それをエサにするゴキブリも、よってきやすくなるんです。
この対策としては、「外に光をもらさない」ことが大切。たとえば、夜になったら「遮光カーテン(しゃこうカーテン)」をしめる、部屋の電気を「やわらかい光」にする、間接照明(かんせつしょうめい)をつかう、などの工夫ができます。
また、窓のそばに明かりがあると、それだけで虫があつまるので、照明の位置を見直すことも効果的です。ちょっとした工夫で、ゴキブリを部屋に近づけないようにすることができるんですよ。
アロマやハーブでできる ナチュラル対策
ゴキブリは、強いにおいが きらいな生き物です。とくに「ミント」や「ラベンダー」、「レモングラス」などのアロマ(こうすい)やハーブ(くさ)を きらうと言われています。
そこで、アロマオイルや ハーブのスプレーを しゅうへんにまいたり、小さなアロマストーンを おいておくことで、ゴキブリをよせつけにくくする効果があります。
とくに子どもやペットがいる家庭では、「化学てきなスプレーは つかいたくない」という人も多いですよね。そんなときに、このナチュラルな方法は とても人気があります。
アロマオイルは 100円ショップでも手に入るので、お金をかけずに かんたんにできるのも うれしいポイントです。ただし、効果はあくまで「よせつけにくくする」レベルなので、ほかの対策といっしょに 使うのがおすすめです。
害虫駆除はプロに任せるのが確実

もし自力での駆除が難しい場合や、再発の心配がある場合はプロに任せるのが確実です。
特に「害虫駆除110番」なら、
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といったメリットがあり、ゴキブリ・シロアリ・ハチなど幅広く対応可能です。
電話1本で地域の専門業者を手配してくれるため、被害が広がる前に早期解決ができます。
「今すぐなんとかしたい!」というときは、まずは無料相談してみましょう。
まとめ

夏の夜にまどをあけて、涼しい風を感じながらねむるのはとても気持ちいいですよね。でも、網戸をしていてもゴキブリが入ってくることがあると知ると、ちょっと不安になります。
この記事では、ゴキブリが網戸から入ってくる原因や、すきま、あかり、水まわりなど、さまざまなポイントからの対策を紹介してきました。
とくに大切なのは「日ごろのしゅうかん」です。こまめなそうじ、ごみのしょり、すきまのチェックなど、毎日のちょっとした行動が、ゴキブリをよせつけない家づくりにつながります。
それでもゴキブリが出てしまう場合は、アロマやスプレー、すきまテープなどのアイテムをうまく使いましょう。そして、かずがふえてきたら、早めにプロにそうだんすることも大切です。
ゴキブリにおびえず、安心してまどをあけてねむれるように、今日からできることをはじめてみてくださいね。
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